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森と文明 4


 森と文明の4回目です。

 本「森と文明の物語-環境考古学は語る」 安田善憲著の概要です。

ギリシャのペロポネソス戦争、紀元前5世紀後半、アテネとスパルタの都市国家間の戦争、強力な陸軍を持つ軍事国家スパルタと海軍力を要するアテネとの覇権争い。 この戦争によってアテネの海軍力の要である森林がスパルタ側によって徹底的に破壊されることとなる。 その結果、表土は雨で流され湖は土砂の堆積が進み湿地化し、マラリアを媒介するハマダラ蚊の大繁殖を生むこととなる。 この長く続いた泥沼の不毛な戦争の後にギリシャの覇権を握ったのはマケドニアの王フィリッポス(アレクサンダ-大王のお父さん)、なぜなら、ギリシャ北方のマケドニアにはまだ豊かな森林資源が眠っていたから、この木材を賄賂等に使って諸国家にマケドニアへの忠誠を誓わせることができたから、





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 次に、ロ-マの物語、

 ロ-マの経済基盤も森林資源が元だった、銀の精錬にも薪が必要、ロ-マの公衆浴場のお風呂を焚くにも薪は必要、その他、住宅を作るレンガを焼くにも...、それによってロ-マ近郊の森林資源は枯渇し、遠くの属州から木材を輸入することとなる、この状況で2世紀以降の気候の悪化(寒冷化)が属州の穀物生産に打撃を与えることとなり、ロ-マは絶えず、飢饉の不安に脅かされることとなる。
 なぜ、ロ-マにコロシアム等が建設されたのかは、市民の不安からの暴発等を宥め抑えるための意味もあった様です。
 このような状況の中で、食料不足による人々の免疫力が低下したことで疫病が大流行する。
 
 紀元165~180年のアントニヌスの疫病
 紀元251~266年のキプリニアヌの疫病
  
 この状況で勢力を拡大したのが、キリスト教。、なぜならキリスト教は病人や弱者を救済することを義務づけていたから、

 キブリニアヌスは、「疫病は正しいキリスト教を広めるために祝福を与えてくれる。」とまで言った。
 (「森と文明の物語」P105より引用)



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